4.リードを選ぶ
音の出しかたの基本を分かっていただいたところで、次にリードの選び方を解説します。
本来は前章のお手入れの部分で紹介したかったのですが、
きちんと音が出せないと選ぼうにも選びようが無いと思いますのでこの章で取り上げます。
サックスのリードというものはまず、消耗品であること、そして個体差が激しい
ということを頭に置いておいてください。
リードは消耗品
1枚のリードは長く使えてもせいぜい2ヶ月が寿命でしょう。
素材が天然のものであるため、使っていくうちにどんどん磨耗したりしなりが無くなってきて
しまうものなのです。
リードは個体差が激しい
リードは個体差のたいへん激しいのが大きな特徴のひとつです。
つまりよく鳴るリードとそうでないものの差が激しいということです。
リードは通常、ケースなどに入って1箱10〜20枚くらいで売っていますが、
(バラ売りで売っているものは避けたほうがいいでしょう)
この中で実際に使えるリードというのはせいぜい1,2枚くらいです。
つまり、箱の中から鳴るリードを選ぶ必要があるわけなのです。
「音が出ないなぁ」なんていうときは自分の技量ではなく、まずはリードを疑ってみてください。
もし悪いリードを選んでしまっているとどんなに頑張ってもいい音が出ないこともあります。
1.リードの選び方
では実際に、リードの選び方を解説します。
初めのうちは1箱から5枚を目安に選べるようにしてください。
1.箱からリードをすべて取り出しぬるま湯に2分間くらい浸しておく。
2.リードを順番に1分間くらいずつ出しやすい音で試奏していく。
このとき、良い、普通、悪いの3段階くらいに分けて置いていく。
3.さらにもう一度、すべてのリードを低音から高音まで試奏していく。
ここで5段階くらいの評価を決め、サインペンでリードの根もとのほうに印をつけていく。
※選択から漏れたリードも捨てないで保管しておいてください。
あとでまた吹いてみると、いいリードに変わっていることもよくあります。
2.リードの保管と使い方
選んだリードは、1枚をずっと使うことは避けなければなりません。
しばらく使い込んでくると音が出やすくなってきて、
またそのピークが過ぎれば使えるリードではなくなってきます。
なるべくいい状態のリードを使えるように、5枚のリードに印をつけてリードケース
にしまっておき、日々の練習の中で順番に使っていきます。
何かご質問等ございましたら、遠慮なくサックス会議室にてご遠慮なくおっしゃってください。
何かお力になれることもあるかもしれません。