1.12音階について
まず12音階について解説します。
ドレミファソラシドはみなさんご存知だと思いますが、
楽譜にするとこんな感じになります(下図)。

しかしながら、音楽に必要な「音」というものはこれだけでは足りません。
下図のピアノの鍵盤のイラストを見てください。
上の図で挙げたドレミファ〜の音階だけでは、
鍵盤の白い部分だけしか使えないのと同じなのです。
つまり、鍵盤の黒い部分は無視されていることになります。

それでは鍵盤の黒い部分はどうやって表現するのでしょう?
そのために必要となってくるのが、『#』と『b』という記号です。
それぞれの持つ意味は、
・#(シャープ)・・・半音上げる
・b(フラット)・・・半音下げる
音楽と関わってきていなくても、カラオケボックスなどで音程を調節するときなどに
使ったことがあると思います。
音程を上げるときには#を、逆に下げる場合にはbを押していると思います。
どうですか?ちょっとしっくり来たと思います♪
さて、本題に戻ります。
黒い鍵盤の部分を表現するには、ド#やミbというように、
音の右に#やbをつけて表します。
ド#は「ドのシャープ」、ミbは「ミのフラット」といった具合に読みます。
これを踏まえて先ほどの図をもう一度描くとこうなります。

上の図を見て「あれ?」と思った人もいるかもしれません。
ド#とレbは意味が同じなのに、なんでそこはド#になるのか?
正確には、ド#=レbでまったく同じ音を指すのですが、
場合によって呼び方が変わってきます。
ここでそれを説明するとかえって複雑になってしまうので省略しますが、
上図が最も一般的な呼び方なので、それで覚えておいてください。
さて、それではこの#やbをつけた音階を楽譜に表現してみます。

赤く表示されているのが、鍵盤で言う黒い鍵盤の部分になります。
このように、楽譜に書く場合には音符の左に#やbを付けて書きます。
数えてもらうと分かりますが、ド〜ひとつ上のドの手前までが
12個の音符からなる音階になっていますよね?
この12個の音がそろって初めて、音楽に必要な音が揃うのです。
さらに、これも覚えておきましょう。
ジャズやフュージョンで音階を表現するときは英語を使います。
クラシックではドイツ語を使うようなのですが、ここではその詳細は省きます。
英語読みの音階を先ほどの楽譜に加えるとこうなります。

ご覧の通り、ド=Cから始まってB=シまでの順番で成り立っています。
読み方はC(シー)、C#(シーシャープ)といった感じで読みます。
いつかライブハウスのセッションに行ったときやジャズのバンドを組んだときには
このようにCとかDとか、英語で呼ぶことが多くなります。
今のうちから慣れ親しんで、パっと出てくるようにしておきましょう♪
このコンテンツ・BASIC MUSICの中ではドやレを振り仮名として振っておきますが、
それ以後のコンテンツでは振り仮名は省略しますので、このコンテンツ内で
覚えておけるように頑張ってください♪
何かご質問等ございましたら、遠慮なくサックス会議室にてご遠慮なくおっしゃってください。
何かお力になれることもあるかもしれません。